おそらくこの記事に辿り着いた人は迷惑客のせいで何らかの形で本来楽しいはずのライブが嫌な思い出に変わってしまった人が多いのかと思います。
本当に災難でしたね…心中ご察しします。
坂道シリーズのライブは年々当選倍率が上がってきており、会場に行くだけでも一苦労なんですよ。
そしてやっと行けた念願の楽しみな楽しみなライブで迷惑客に出くわしてしまうという不運。
「行きたくても行けない人がたくさんいるのに何でこんな奴らがいるんだ?」と思ったことでしょう。
いやぁ~本当にそうなんですよね。
今回ではこうした厄介勢・迷惑客に実際に遭遇してしまった時に私がしていることを書いていきたいと思います。
目次
厄介・迷惑行為の一例
よく言われている厄介・迷惑行為とはどのような行為を指すのでしょうか。
ここで書いたことが全てではありませんが、代表的な厄介・迷惑行為について書いていきたいと思います。
ヤジ行為
歌唱パフォーマンス中に空気を読まないことや下ネタを叫んだり、MC中に奇声をあげて妨害する行為などを指します。
単純なアイドルへの容姿への悪口から、本当に何の意味もない「キィィェェェェェェ」といった金切り声のような奇声や全く誰も面白くない仲間内の内輪ネタを絶叫するなどがあります。
やってる本人達以外は全員が不快になるといってもいい行為ですし、そもそもこうした行為をして何が楽しいのかもサッパリわかりません。
まあそんな心情理解したくもないですし、わかる訳もないのですが…
改造ペンライトの持ち込み
比較的初期の頃の乃木坂現場ではよく見られた迷惑アイテムです。
発光量が通常の公式ペンライトとは比較にならないぐらい強く眩しいもの(交通の誘導灯などに使われるもの)だったり、いわゆる熊手とか孔雀と言われるペンライトを何本も連結して作る扇形のようなものです。
単純に目立ちたいがために持ち込んでいるのだと思いますが、周囲にとっては眩しかったりして視界が遮られてただの迷惑です。
実際に目立ってはいますが、それは悪い意味で目立っていることであり何の自慢にもなりませんね。
過度なジャンプ行為
いわゆるマサイと呼ばれるモグラたたきや猿のようにピョンピョン垂直に跳ぶ行為から、手を大きく揺らして周囲の客に腕や肩をぶつけながら大きく跳ぶ行為などがあります。
あれだけジャンプすると後ろの人がステージやスクリーンが全く見えなくなりますし、着地不安定になり99%くらいの確率でが自分の座席面積がはみ出してしまって体がぶつかったり足を踏んだりでほぼ間違いなく周囲に迷惑をかけます。
まいやん(白石麻衣)がガールズルールで「騒げ~!」って煽ったり、きくちゃん(佐々木久美)が誰跳べで「跳べ~!」って煽りを入れていますが、マサイを始めとする変な大ジャンプ行為は想定してませんよ(笑)
現場によってはそうした行為を求められている現場もありますが、坂道シリーズの現場でそれは求められてないのでやめましょう。
MC中のお喋り
これはわりとやっている人達が無自覚かつ一番多い迷惑行為です。
連番で友人同士などでライブ会場に来て、演者(アイドル)がMCで喋ってる最中にひたすら雑談する人達のことを指します。
真後ろや真横で延々とべちゃくちゃ喋られては、アイドルが何かを必死に話していても全然聞き取れません。
「こっちはお前らの雑談を聞きに金払ってここに来てるんじゃないだぞ(笑)」と。
迷惑行為の被害レベルとしては軽い方かもしれませんが、やられてるもんはたまったもんじゃないですし、友人同士で来場すると無自覚発動率がかなり高い迷惑行為なので遭遇率が高いです。
友人と会場に来ているという人は今一度ライブ中の雑談の有無と必要性について考えていただきたいと思っています。
求められていない応援コール(MIXなど)
ヤジに近い迷惑行為です。
アイドルやファンのアレルギーが強い現場で「俺の嫁」コールを何度もしたり、MIX(ファイヤー→サイバー→ファイバー~)をすることを指します。
勘違いしないで欲しいのが、坂道現場(坂道シリーズのライブ会場)ではMIX文化が不要とされて受け入れられないからやめようということです。
私自身MIXに対しての嫌悪感は一切なく、MIX文化のある現場にも数えきれないほど足を運びましてMIXの良さは十分理解してますしMIXが必要な現場があるのは百も承知です。
ただ、MIXはあくまでもアイドルとファンの一体感を演出するものであり、双方が望まなければ単なる自己満足になってしまいます。
乃木坂46から始まった坂道シリーズではMIXに対してファンの多くがアレルギーがあるので、一体感の欠片もなく、ヤジと変わらないものであるのでやるべきではないとハッキリ言っておきます。
MIXに関しては変な厄介層が上記の乃木坂46を始めとして、他声優アイドルなどを含んだMIXが望まれていないアイドル現場で周囲の反対を押し切り自己満足のためにMIXを繰り返してきました。
その結果、MIX自体に悪い印象が付いてしまった人も多いと思います。
ただこれはMIXが悪いのではなく、望まれていない現場で自己満足でMIXをしてきた厄介勢が悪いだけなのです。
彼らはMIXというアイドル応援の文化も踏みにじっている訳ですね。
いわゆる地下アイドル現場で行われているMIXと坂道シリーズ現場などで行われてるMIXは全く性質の違うものであるということはハッキリ言っておきたいと思います。
繰り返しになりますが、坂道シリーズの全グループの会場ではMIXは望まれていないので絶対にすべきではないです。やめましょう。
スマホをいじる行為
これは直接的には周囲に大きな迷惑をかけているわけじゃないですが、公演中にスマホを触る行為はご法度です。
場内暗転の演出中にスマホライトがチラチラ光っていると演出が台無しですし、メンバーがパフォーマンスやMCしている最中に周囲でスマホいじられちゃ、そのメンバーが好きであればあるほど腹立たしくなるものです。
ライブの速報ツイートに意味なし
ツイッターを開きながら「速報!新曲発表」だか「速報!ドーム決定!」だとか公演中にツイートしてますけど、そこまでして集めた「いいね」と「RT」に何の意味があるのかさっぱりわかりませんよ。
マナー無視してまで「いいね」と「RT」集めてなんかいい事でもあるんですか…(笑)?
そもそも、あなたがライブ中に速報しなくてもそれらは公式ツイッターが公演終了後に速報してくれるのでそれを見ればいいだけのことです。
あなたは速報ツイートしなくてもいいんですよ。
場内は座席含めて基本的に全部撮影禁止
よく「今日の席位置はここ」とかいう写真を撮ってSNSにのっけている人いますが、あれは禁止行為です。
「私は禁止行為をしているバカですよ~」とフォロワーに言っているようなものなので絶対やめましょう。
もし禁止行為と知らずにやっている人がいたらもうやめましょう。
またフォロワーでやっている人がいたら勇気を出してやんわりと注意してあげてほしいです。
喧嘩腰にならないこと
迷惑行為・厄介勢が自身の座席の周囲にいた場合、もうイライラして腸煮えくりかえっていると思います。
その気持ちめっちゃわかりますよ(笑)
私もそういう奴ら大嫌いですもん。
でも、喧嘩腰になって相手に向かっていくのだけは絶対にやめましょう。
何もいい事はありません。
喧嘩腰になって取っ組み合いになったらどうなるのでしょうか?
力自慢であってもそうでなくても決していい未来はありません。
腕っぷしに自信がある場合
腕っぷしに自信があってもなくてもやめたほうがいいです。
例えば取っ組み合い・殴り合いになって相手を制圧したとします。
そうすると途端にあんなに挑発してきた相手側が被害者面をし始めます、殴るどころかちょっと小突いただけで「暴力反対!」みたいに声を荒げてくる連中を見た事もあります。
あれだけ煽って、小突かれるような真似をしていたのに途端に暴力反対を訴える姿には人間のクズ中のクズさを感じてしまいます。
その結果なぜか自分の方が悪者にされてしまうケースもありますからね。
腕っぷしに自信がない場合
単純に殴られて怪我しますよね。
楽しいライブに行って嫌な思い出を作るだけでなく、怪我までして帰ってくるなんて最悪中の最悪です。
こんな奴らの為に、心も体も張る必要なんてないんですよ。
アホは放っておくのが一番いいです。
厄介に遭遇時、私がしていること
では実際にこうした厄介勢・迷惑客に運悪く遭遇してしまった場合に私がどうしているかを簡単に紹介していきたいと思います。
基本は無視で、我慢ができなくなったら注意です。
注意する場合も注意の仕方があるんです。
基本的に無視する
基本的に無視します。
これで済めばこれが一番いいです。
これが最善ですし、余計なトラブルに巻き込まれたくもないし、私は大好きな坂道の子達を見たいだけなので少し気に入らないことがあるくらいであれば、全精神力をステージ上に向けて周囲は無視します。
まあただ我慢できればいいですけどね、メンバーが心揺さぶるような良いMCをしている最中などで周囲でスマホ見ながら全然関係ない話をゲラゲラ笑いながらされたらさすがにカチーンとくるわけですよ(笑)
下手に出て丁寧に静かにして欲しいとお願いする
MCが全く聞こえなくなり我慢の限界を超えたような場合は直接声をかけています。
ただ先ほども書きましたが喧嘩腰にならずに下手に出て丁寧に注意するのが大事です。
下手に出て「すいません。メンバーのMCが聞こえなくなってしまうので静かにしていただけますでしょうか?本当に今日を楽しみにしていたんです…(泣き顔)」のような形で声をかけています。
まあこれもなぜこちらが「すいません」って切り出さなきゃいけないんだ?って感じですけどね(笑)
でも「うるさい!黙れ!」って注意の仕方をいきなりすると向こうも「何だコラ!」って応じてくることもあり、ここでまたいらぬトラブルを生んでしまうから下手に出て注意した方が絶対いいです。
勝ち負けではないですが、こういうのは感情的になった方が絶対に損をします。
下手に出て丁寧にお願いすれば、迷惑行為をしつつも少しでも良心のある人であれば大体やめてくれます。
それでも止めないのであればスタッフにお願いする
近くのスタッフ・係員に困ってるから注意して欲しいとお願いしましょう。
迷惑客・厄介が聞き入れるかどうかは別として、スタッフがとりあえず注意はしてくれます。
スタッフからの注意はファンからの注意よりは効力は高いので、先ほどやめてくれなかった人もここでやめてくれる可能性があります。
それでもやめないのであれば諦める
自分が注意してもスタッフが注意しても一向にやめないようであれば、その人はたぶんどうしたってやめてくれないと思うので不本意ながら諦めましょう。
こうした迷惑客は自然災害のようなものと扱って今回の公演は諦めて次の公演を目一杯楽しむと割り切りましょう。
悔しいと思いますけどこれが一番です。
これ以上食い下がって注意してトラブルになるようであれば、逆上されたりして別の問題が発生する可能性が高くなります。
何を考えているかわからない人は何をしてくるかもわかりません。
公演終了後に「さっきはよくも注意してくれたな」と因縁を付けられる可能性もゼロではないのでさっさと帰りましょう。
運営への要望点
私が思う要望点を勝手に書いておきます。
まず、運営が思う以上にライブ中に起きるマナーのあれこれにファンはストレスを抱えています。
これは実際にファンじゃないとわからないんですよね。
自分で働いて稼いだお金を使って、自分でチケットの争奪戦をして、実際にライブに参加して初めてわかるんですよ。
坂道シリーズではないですけど、私自身イベントスタッフのアルバイト経験があり、現場で働いたことがあります。
その時に働いた経験からするとあくまでも「勤務は勤務」なんですよね。
ファンの心情に寄り添おうと思っても所詮は勤務なんですよ。
これが苦労してやっとの思いで行けた、自分の大好きなイベントだったら心情は全然違うんです。
だから実際のファンはスタッフが思っている以上にストレスを抱えていることが多いということを把握しておいていただきたいです。
迷惑行為一発退場の世界の実現
本人認証等で出禁対応を行うのは運営側の運営負荷が多いので、現実問題難しいとは思うのでスタッフから迷惑行為を注意されたら一発退場の世界の実現をしてほしいです。
今だとよほどの迷惑行為を除いてスタッフは注意するけど、注意だけしてそれまでってケースが大多数だと思います。
ライブ参加のレギュレーションとして、迷惑行為を行って注意されたら一発退場の世界を公式に導入して欲しいです。
連番を廃止してほしい
やっぱり初めてのライブは1人だと心配で友人達と行きたいって心情はわかります。
それに運営側もいちいち単番でチケットを捌くより、まとめて販売して早く完売状況を作りたいでしょう。
これらの理由でこれは結構対応が難しいんですけど、この連番を廃止することでほぼ迷惑行為って防げるんですよ。
先ほど述べた迷惑行為のほとんどが複数人で実行するものです。
集団心理っていうか1人だと迷惑行為をやる度胸はないけど2人ならやるって人が多いんです。
これを連番廃止して単番などにすれば、多くの迷惑行為の抑制になって本当にガチでヤバい人を除いて大体防げると思うんですよね。
また、最近はチケット転売対策も少しづつされており以前と比べて防げてきましたが、残念ながらまだ転売行為は存在しています。
これも単番のみにすることでチケットを余分に確保させる抑制に繋がり、1人1枚の世界ができて本当に行きたい人がより行ける状況を作り出せると思うんですよね。
これらの理由からファン側に立って考えると連番よりも単番のほうがメリットがあると私は思っているので、積極的な単番制度の導入をお願いしたいところです。
まとめ
・注意する時は喧嘩腰にならずに丁寧に注意する
・聞き入れてくれない場合はスタッフにお願いする
・それでもやめてくれない場合は自然災害と割り切る
・運営には連番廃止や迷惑行為一発退場を要望
いやぁ~本当に厄介との遭遇は不愉快そのものなので絶滅して欲しいです。
ライブの開催は嬉しいですし、ほぼ全面的に楽しみしかないんですけど、毎度毎度周囲の座席にヤバい奴がいませんようにって祈るのが憂鬱です。
なんでこういう人っているんでしょうね?
好きなグループであればあるほど、こうした冷やかし行為には腹が立ってしまいます。
もし運悪くこうした厄介勢・迷惑客と遭遇したとしても、先ほども述べましたが「無視が一番!喧嘩腰にならない!」それを念頭に置いてライブに参加しましょう!
これから行われるライブではこうした厄介勢には絶対遭遇したくないですし、この記事を目にしたみなさんがこうした目に合わないことを祈っています。
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