ストーリー
容姿は完璧だが何故かモテない私立マロニエ女学院2年生の佐田ゆりあ(小坂菜緒)は、親友の立花ゆりこ(佐々木久美)と畑屋菜々緒(富田鈴花)と平凡な日々を過ごしていた。だがある日、実家の「佐田洋裁店」に借金の取り立てが来る。ゆりあは両親が大切にしている店を取られまいと、半年で1000万円を返済するという約束をしてしまう。
お金を稼ぐために仕事を探すも、なかなか見つけられずに途方に暮れ、落ち込むゆりあ。
そんな時、同じクラスの篠原沙織(渡邉美穂)の洋服のデザイン画をみつける。自分と沙織のデザインがあれば、半年で1000万円稼げる!と考えたゆりあは、沙織に「一緒にブランドを作ろう」と持ちかけるが…。
第1話「出会い」ネタバレ
「一緒に歩き続けられる仲間がいる…あの時出会ったから」
物語は3年前に遡る…
主人公である、佐田ゆりあ(小坂菜緒)の姿があった。
ゆりあは先生と進路相談中である。
ゆりあ「だってぇ~私~かわいいじゃないですか?」
ゆりあ「かわいいじゃないですか??」
ゆりあ「かわいいじゃないですか???」
序盤から破壊力抜群の必殺技が出た!
佐田ゆりあのかわいいじゃないですか3段活用。
序盤から破壊力がヤバすぎる。
本人はとにかくかわいいでしょ?かわいいでしょ?を連呼。
その問いかけに対して何度でもかわいいねと言いたくなる。
文句の付けようがない…
最上級のかわいさだ…
しかし、どこからどう見ても小坂菜緒である。彼女が佐田ゆりあという名を名乗るのはネプチューンマンがザ・サムライと名乗るようなものだ。
そんな、佐田ゆりあを中心とした物語がいま始まる。
校内ではヤバいかわいさなのは佐田ゆりあだけではない。
読者モデル「せれな~で」のメンバーである、いわゆるイケてる女子軍団である高頭せれな(加藤史帆)、萩原みき(潮紗理菜)、春澤くるみ(丹生明里)が目立ちまくっていた。
中心人物である高頭せれなはまさにスクールカースト上位の美貌とオーラ。圧倒的なカリスマ性に溢れている。
それにしても、高頭という名字はなかなかやる、海南大付属高校監督の高頭力に次ぐ第二の高頭として約25年ぶりに高頭という名字を世間に轟かせることになりそうだ。
なんだろう…せれなというか加藤史帆が高頭力の娘に見えてきたぞ。
その「せれな~で」に話しかけて「ヤバいヤバい」と興奮を隠しきれない一般女子生徒枠の古岡五月(金村美玖)と五反田すみれ(上村ひなの)の姿もあった。
こいつらが一般人か…
なんだろう…
この学園はヤバい。
マロニエ女学院おそるべし!
場面は進路相談室に戻る。
ゆりあ「もう一回言いますけど、私かわいいじゃないですかぁ?相当~」
はい~死んだ~~~~~かわいすぎるでしょ!
何度でも言ってあげよう!
あーかわいい!かわいい!かわいすぎるううううう!
おそらく視聴者の100%が同じ感覚を覚えたに違いない。
しかし中池先生は微動だにしない。
これだけ圧倒的にかわいいゆりあを目の前にしても微動だにしない。
この先生も相当なツワモノであるだろう。マロニエ女学院の教師である以上、かなりの精神力が問われるのは間違いない。只者ではないわけだ。
ゆりあは先生に愚痴る。
ゆりあ「なのにモテない、引くほどモテない」
マジか…
この世界は中池先生を始め強靭な精神力を持った男達がたくさんいるのかもしれない。
進路相談室を出るとそこには篠原沙織(渡邉美穂)がいた。
ゆりあ「あれ?沙織ちゃんも進路相談室に呼び出された系?」
そんなかわいすぎるゆりあを̪̪シカトして不機嫌そうな顔で進路相談室に入っていく沙織。
シカトされたゆりあに親友の畑屋菜々緒(富田鈴花)が「シカトされてやんの~」と茶化す。
しかし菜々緒いい顔している、まさに富田君の顔芸の良さが出る最高の配役だ。
茶化している菜々緒とは逆に、もう一人の親友の立花ゆりこ(佐々木久美)はゆりあを励まして抱きしめる。
これまたキャプテンらしい配役。
3人がワイワイと廊下でガールズトークを繰り広げる中、中池先生が出てきて。
「おい!うっさいぞ!」
と注意する。中池先生の躊躇のなさよ。
場面は進路相談中の沙織に切り替わる。沙織はゆりあとは違い、成績も良く、どの大学でも行けるらしい。
だが、進路希望調査票には先生も納得できない、「ある希望」が書いてあるらしい。
一方その頃、ゆりあ達は今日の帰り何をするかで会話に花を咲かせていた。
そこへ熱血バレー部の小笠原真琴(齊藤京子)が通りがかる。低い声と熱血バレー部キャラがマッチしていて最高だ。
ここまでDASADAの配役、完璧すぎるぞ。
そんな真琴にゆりあは目を付けられているらしく、真琴から逃げるために沙織のいる進路相談室に入ってしまう。
沙織と中池先生はなにやら真剣な面持ちで会話をしている。
先生曰く自分の力を過信せずに様々な選択肢を考えた方がいいと沙織に助言する。
しかし沙織は
沙織「自分で自分の才能を信じないでどうするんですか?」
と真っ向から否定する。
その姿に「かっけぇ~」と感心するゆりあ。
このセリフの言い回しも相当かわいくてヤバいぞ。
これは小坂菜緒主演映画の恐怖人形を見た時にも思ったことだが、小坂菜緒がずっと映ってる作品ってなんか凄いし破壊力がヤバい。
沙織は学校の屋上にいた、何やらスマホで動画を見ているようだ。
動画の内容はトップアーティストであるFACTORYの動画であった。
アーティストの動画を見ながら何かを筆で描く沙織。一体何を描いているのか。
一方、ゆりあは帰宅途中であった。
向こうからは男子学生が歩いてくる。いかにもチャラそうな感じでGTOで序盤で屈服する系の小物感のある男子学生だ。
これはまずいぞ、こんな奴らのネクタイなんていらん!
逃げるんだゆりあ!
その男子学生に向かって自ら「ごきげんよう」と声をかけるゆりあ。
あ~馬鹿、と思うも…
しかし男子学生は「うわっ」と驚くだけでシカトしていった。
やはりこの世界の男たちはなにかおかしい。
ゆりあ「なんで声かけてこない?」
ゆりあ「こんなにかわいいのに」
落ち込むゆりあ。
…たぶん視聴者の全員が同じこと思っているに違いない。
DASADAの世界の男たちは違う意味でヤバすぎるぞ。
落ち込むゆりあに中華出前の謎の外国人ボンディが話しかける。
このボンディは中華料理屋「七龍」で働いており、ゆりあの家族は大の仲良しらしい。
レバニラチャーハンと餃子の出前を運ぶも、息が臭くなるから、たまには寿司とか頼んでよと愚痴るゆりあ。
その言葉に「ほうほう」と耳を傾けるボンディ。
中華料理屋七龍とゆりあの実家はビジネス上の付き合いもあるようだ。
七龍のポスターにはとろろ(井口眞緒)の姿もあった。
なんだろう、ビール持ったとろろちゃんがスナック眞緒のママにしか見えない。不思議。
ゆりあは自室に戻り、うとうとと眠りながら動画を見てくつろいでいた。
ゆりあのスマホにも沙織と同じくFACTORYの姿があった。
FACTORYはこの世界のティーンの象徴なような存在なんだろう。
そこに「なんとか言えコノヤロー!」と居間から罵声が響き渡る。目を覚ますゆりあ。
心配そうに居間を覗き見るゆりあの先には借金取りの姿が…
どうやら中華料理屋七龍の借金の肩代わりをしてしまったらしい。
その額なんと1000万円!
借金取りは店を手放して借金を返せと言う。
納得できないゆりあ。
ゆりあは店を潰さないために1000万円用意すると言い切る。
「絶対どうにかなる!」
ゆりあほどのルックスがあればなんとかなりそうだが、この世界の男たちはツワモノぞろいだ。
そう簡単にはいかないんだろう。
人気のFACTORYもおそらくファンは女子だけであろう。
ゆりあは引かない。
「私、こんなにかわいいし」
「どうにかならなかったら、この世は終わってる!」
借金取り「確かに終わってるな」
いた、初めてゆりあに同調する男が!ここに正常な男が…!
ゆりあの勇気(かわいさ)に免じて半年の猶予期間を与える借金取り。
借金取り「…あの制服見ちまったらなぁ」
なにかワケありなようだ。
いや、深く考えすぎかもしれない。単純にかわいすぎるもんな。
翌朝、七龍のボンディが登校途中にゆりあにスーパーで購入した寿司を「これ」と言って気まずそうに押し付けていく。
昨日の寿司が食べたいという、ゆりあの言葉を聞いていたのだ。
七龍のおっさんには悪い原因があるのかもしれないが、ボンディは悪くなく良い奴なんだ。
投稿したゆりあは自席で寿司を食べながらバイトを探している。
「あれ?ゆりあちゃんバイトするの?」
声をかけるゆりこと菜々緒。
「いくら稼ぎたいの?」
と続ける。
ゆりあ「6カ月で1000万、だから月に166万円?」
アホかという顔で見つめるゆりこと菜々緒。
しかし、計算上は毎月166万円で正しい。おバカなふりしてやるじゃないか。ゆで理論よりはまともな計算だと思う。
ゆりあ「どうやったらお金稼げるかな?」
ゆりこ「特技を生かすとか…?」
ゆりあ「ねぇ私の特技って何かな?ねぇねぇ」
ぶりっ子するゆりあ、こんなゆりあは日向坂で会いましょうでも見ることができないぞ!見たことない!
はい~~~死んだ~~~~~~~
かわいすぎるんだけどその後の菜々緒の顔芸が全て持って行ってしまった。
菜々緒「でもそんな額、キャバやったって無理でしょ」
ゆりあ「じゃあもっと体はらなきゃ」
いかん、いかんぞ…
そんなことは想像すらしてはいけないぞ…
しかし、ゆりあはそのようなことは考えておらず女優になってCM契約いけるかなぁ~と夢を描いていた。
そこに超不機嫌そうな岡田いちご(佐々木美玲)が現れる、沙織以上の不機嫌ガールである。
何やらこの子もワケありなようだ。
中池先生に進路相談の件で再び呼び出されるゆりあ。
ゆりあは中池先生に言う…
ゆりあ「もういいです」
ゆりあ「大学もネクタイも」
ネクタイとは白鳥の男子からもらうネクタイ。モテ女の象徴だ。
そのネクタイすらどうでもいいと語り、どこか悲しそうな表情で逃げ帰るように進路相談室を抜け出して走るゆりあ。
そこへバレー部の真琴が「走るなー」と注意しにくるも、そのままどこかへ走っていくゆりあ。
怒る真琴をせれな~での3人が「別にいいじゃない」と小馬鹿にして、更にブチぎれる真琴。
ゆりあは走って屋上に行く、屋上で一人涙を流すゆりあ。
大見得きっていたものの彼女なりに事の深刻さと半年で1000万円用意するというプレッシャーに押しつぶされていたのだ。
家族のことを思い出し、涙が止まらないゆりあ。
そこへ、沙織が現れる。
沙織「泣くなら違うとこで泣いてくれない?ここ私の場所だから」
ゆりあ「なにそれ?人が泣く時ってそれなりに理由がある時じゃん?」
沙織「人が泣いている時は逃げてる時だよ、泣いてたってどうにもならない」
沙織は突き放すように強烈に言い切る。
その言葉を聞いて何かを決意したようにゆりあは泣くのをやめて沙織の方へ向かっていく。
ゆりあ「それちょっと言えてる。ムカつくけど言えてる」
同様する沙織の手元からなにやら紙が落ちる。
その紙はデザイン画だった。
ゆりあ「かっけぇ」
そう思ったゆりあに一筋の閃きが浮かび上がる。
ゆりあ「私と一緒にお金儲けしない?一緒に洋服作って大儲けしない?」
その頃、進路相談室では中池先生がゆりあと沙織の進路希望調査票を見ていた。
ゆりあの調査票には「なりたい顔No1」と書かれおり、沙織の調査票には「本物」と書かれていた。
中池先生「どいつもこいつも…」
中池先生はあきれ返るも、その表情はどこか嬉しそうだった。
沙織はゆりあに「無理」と言い返す。
沙織「だってあんたクソダサいじゃん」
ゆりあ「え?ダサい?私こんなにかわいいのに?」
どこからどう見ても完璧に見えてダサいようには見えないが、なにかダサい理由があるらしい。
そのダサい理由のせいでこの世界の男子はゆりあに寄り付いていないのかもしれない。
果たしてゆりあは半年で1000万円を稼ぐことができるのだろうか…?
冒頭が3年後のシーンというのであれば期日の半年はとっくに越えている。
物語のどこで3年後に追い付くのだろうか…次週も見逃せない。
いよいよDASADAの物語が始まった。
感想
待望の日向坂46総主演ドラマが始まりました。
ちょっとまだ最初なのでろくな感想も言えませんが、思ったことをつらつらと述べさせていただきます。
メンバー総出演の至福の一時
30分間メンバーが出ているっていうのが本気で最高ですね。これが今期毎週続くっていうのが夢のようです。
また、ドラマの中でですが、井口眞緒の姿も久々に見れてどこか安心しました。グループの復帰も期待してます。
面白く馬鹿をする姿勢が素敵
ドラマの内容も「面白くバカをする」って内容で日向坂のメンバーの魅力を発揮できるいい作風だったように感じます。
アントニオ猪木の「馬鹿になれ」じゃないですけど、真面目に馬鹿に取り組む姿勢が面白い作品になってるんじゃないかと、日向坂がナチュラルに馬鹿をやってて、その姿に猪木イズムを感じましたね(笑)
配役も日向坂のメンバーを意識した配役になっており、日向坂のための日向坂のドラマになっています。
また、横浜アリーナでのリアルイベントとの融合という試みも非常に楽しみでどうなるのか今からワクワクしています。
月曜深夜のお楽しみ!であるヒナルームが久しいですが、水曜深夜のお楽しみ!が増えて嬉しい限りです。
次週も楽しみですね。
大切なお知らせ
この文体で2話目以降も書いていきたいと思ったのですが、思った以上にパワー(労力)が必要で私生活の仕事に影響を及ぼす結果となってしまったことにより、本感想記事はこれにて断念します…(涙)
時間ができた際に改めて書くかもしれませんが、あまり期待はしないでください…
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