2019年7月に新規オープンした「GARDENS CABIN(ガーデンズキャビン)」に行ってきました。
このガーデンズキャビンは客室とキャビンがある宿泊施設なのですが、施設の地下には大浴場・サウナも用意されています。
宿泊者は無料で入浴できるのですが、宿泊者以外にも開放されており、時間限定(14時~22時)で日帰り入浴することも可能なのです。
私自身、この施設に来るのは今回が初だったのでオープンして間もない新たなサウナに出会える喜びで心躍らせていました。
目次
あの「エスポ」の跡地に位置するサウナ
※札幌市電からの景色がどことなくエスポを彷彿させます
ガーデンズキャビンは札幌の伝説的サウナ「エスポのサウナ」があった場所に位置します。
当時の「エスポのサウナ」と「ガーデンズキャビン」ではコンセプトそのものが異なるので、施設含めて全く異なるサウナなのですが、エスポの跡地にサウナがあるという事実が素晴らしいんですよね。
「あのエスポと同じ場所にサウナが新規オープンした」
この事実だけでワクワクするんですよね。
本当にワクワクが止まりませんよ!
さて、では早速行ってみましょう!
1Fのセブンイレブンが目印
※2020年1月16日に新規オープンしたセブンイレブンが目印
ガーデンズキャビンのオープンに合わせて計画されたものだと思いますが、ガーデンズキャビンに続きセブンイレブンも新規オープンしました。
ガーデンズキャビンの建物内からセブンイレブン店内に入店することができ、宿泊客は外出することなくセブンイレブンで買い物をすることができるので非常に便利です。
宿泊客だけでなく、日帰り入浴のサウナ客もちょっとした買い物をする時に便利ですね。
お洒落なエントランス
※エレベーターホールにはインスタ映えしそうなスポットもあります
※エレベーターもお洒落な感じです
エレベーターで2Fのフロントに行き、日帰り入浴の受付を済ませます。
浴室・サウナは地下にある
2Fの受付でフロントに日帰り入浴希望の旨を伝えるとカードキーとバスタオルとフェイスタオルを渡してくれます。
なお入浴料金はジャスト1,000円(タオル代込み)です。
タオル代込みで1,000円ジャストなので手ぶらでサクッと寄れるので、近所の会社通いのサウナに入りたいサラリーマンなどにも需要がありそうです。
カードキーを受け取ったらエレベーターで地下に降ります。
※エレベーターを降りると目の前に入口があります
多くの大浴場付きホテルと同じく、カードキーを浴室入口の横のリーダーにかざすと鍵が開錠されます。
さあ、いよいよ浴室に足を踏み入れます!
コンパクトながらもサウナ重視な浴室
※写真は公式サイトより
コンパクトながらも浴室には「ととのい椅子」(サウナ後の休憩用の椅子)が5つ設置してあり、サウナに力を入れていることが伺えます。
また、オープンしたばかりの施設のため独特の「新しい匂い」がするのも推しポイントです。
・替わり湯
・寝湯
・水風呂
・ドライサウナ(セルフロウリュ)
セルフロウリュを楽しめる
※写真は公式サイトより
ガーデンズキャビンのサウナの最大の特徴はセルフロウリュです。
つまり自分でサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させることを楽しめるんです。
多くのサウナ施設はオートロウリュを使っており、セルフロウリュ式は全国でも珍しいです。
このセルフロウリュがしたくて全国からサウナーが遠征してくることなんかもあるでしょう。
セルフロウリュあるある
このセルフロウリュですが、基本マナーとして「ロウリュしていいですか?」とサウナ室内の人全員に声をかけるのがマナーです。
実際に水をかける際には声をかけてくださいとの看板も掛けられています。
でもですねぇ、これが声かけにくいんですよ…どんだけ小心者なんだって話なんですが…(笑)
一言かければ済むんですよ。一言だけですよ、たった一言。
それがなんかかけにくいんです。
それに余程のことがない限り、「水かけんじゃねぇ!」なんて言われませんよ。
だから、99%「水かけていいよ」と承諾は得られるんです。
でもですね、声かけずらいんですよ…(笑)
でもやっぱりセルフロウリュできる施設なんて珍しいから、とりあえずみんなやってみたいじゃないですか、だからサウナ室で1人になる機会を狙っているんです。
1人であれば誰にも声をかけずにセルフロウリュウができますからね。
でも、人気だからかサウナ室内にひとりぼっちになれる機会はそうそうありません。
だから、みんなサウナ内の我慢合戦になるんです…(笑)
そうです、サウナ室内でカイジの作中の心理戦みたいな状況になってるんですよ。
セルフロウリュを巡る心理戦です。
「そろそろ限界だ…」
「この人なかなかやるな」
「まだ脱落者はいないのか?」
もう完全にサウナ内での心理戦が始まっちゃってるんですよね。
そうして戦いを繰り広げている中、新たな参戦者が続々とサウナ室に入ってくるんです。
「ああ、また新しい人が入室してきてしまったッ!」
ここで心が折れた時に初めて「ロウリュしていいですか?」と声をかけたりするんです(笑)
また、サウナ室に誰かが1人になった瞬間にドアを開けると十中八九、ロウリュしてます(笑)
そりゃみんなセルフロウリュしてみたいもんなぁ~
凄いわかりますよ!私が全く同じ心情でしたからね…(笑)
これがセルフロウリュあるあるです。
でも、「ロウリュしていいですか?」一言声かければ済む話なので、我慢合戦で無理だけはしないでくださいね(笑)
私も結局、声かけてロウリュをさせてもらいました。
上級サウナーが集う場所
このガーデンズキャビンですが、私が来店した際は本当に上級サウナーばかりがいた印象を受けました。
サウナ内での作法やサウナに入った後の休憩の仕方まで全て手慣れたもので、熟練感が凄かったです。
サウナ室のみなさんが蒸しZに見えましたよ(笑)
マナーも完璧なので、みなさん気持ちよさそうにサウナを利用しているんです。
なぜこうなっているかと考えると、これは来店時間が日帰り入浴が始まったばかりの時間(14時台)だからだったかもしれません。
宿泊客であれば、サウナにはあまり興味がなくて大浴場があれば少し嬉しいぐらいの感覚の人も大勢いるかもしれませんが、客室のチェックインが始まる前の14時直後にわざわざ日帰り入浴でここに来ている人って殆どがサウナ目的じゃないですか、純粋にサウナを楽しみにきているんです。
また、このドライサウナにはテレビが設置されてないので、テレビ不要派のサウナーにも人気があるのかもしれません。
私が訪問時は土曜日だったこともあり、サウナには本当にひっきりなしに人が入ってて浴室は逆に空いていました。もうみなさん完全にサウナ目的ですよね…(笑)
ただ、上級者達だからこそ、みんな気持ちよく過ごせる!
というわけで、日帰り入浴を考えている人は日帰り入浴の開始直後の14時に訪れることを強烈にオススメします。
ととのったあとは2Fのラウンジで休憩
サウナを満喫したあとは2Fのラウンジで休憩することができます。
ラウンジでは酒類の購入も行うことができ、サウナ後の楽しみのひとつにもなっています。
※新規オープンしたこともあり、清潔感がありお洒落な空間になっています
旅行者はここで休憩しながら次の予定を立てたりするのもオススメですね。
受付にカードキーを返却するまでは何度でも浴室を使うことができるので、ここで小休憩した後にまた地下に降りて入浴するのもありです。
まとめ
・セルフロウリュが自慢
・日帰り入浴タイムは上級サウナーが集う
・サウナ室の人達には勇気を出して声をかければきっといい返事が返ってくる
ニコーリフレからそう遠くない場所にあるガーデンズキャビンですが、滞在時間・サウナ室のテレビの有無など、それぞれのサウナで特徴が異なるのでサウナ選びの選択肢が広がった気がします。
選択肢が広がるのは良い事だと思います。
それぞれの特徴に合わせてサウナを楽しみたいですね!
北海道札幌市中央区南1条西4丁目4-1
営業時間:5:30~9:30、15:00~26:00
※日帰り入浴は14:00~22:00
公式サイト:https://www.gardenscabin.com/
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