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不安定なフィギュアを100均で自立させて固定させる方法【マグネット使用】

雑記
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お気に入りのキャラクターやメカのフィギュアを飾りたいけど不安定で自立することができず、すぐに倒れてきてしまうなんてことありませんでしょうか?

そして何度も倒れてきてしまうと飾ること自体を諦めて押入れやクローゼットにしまってしまい、そのまま数年が経過してしまう悲しい出来事になってしまったり…

こうしたフィギュアを飾る際の悩みは多くの人が一度は経験した悩みだと思います。

今回はフィギュアを安定して固定させて自立させることに挑戦していきたいと思います。

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フィギュアの自立とは

人間の手でフィギュアを支えずに飾ることができることを指します。

もう少しわかりやすく言うと、文字通りキャラクターの足などキャラクターのフィギュアの一部分を使い、自らの力で立つことをフィギュアの自立と呼びます。

最近のゲームセンターのUFOキャッチャー(クレーンゲーム)の景品などのプライズフィギュアは台座が付属していることが多くあまり馴染みがないかもしれませんが、台座がなく足元固定のパーツのみが付属されているフィギュアもまだまだ存在しています。

台座のないフィギュアの魅力

台座があるフィギュアは非常に安定して飾ることができるのですが、いかんせんその台座自体が面積を取ってしまったりしていて、結果邪魔で見栄えがあまり良くなくなることが多いです。

そのため、台座のないフィギュアもまだまだ根強い人気があります。

ただ、見栄えが良くなる反面、フィギュアを支えてる面積が小さいので自立という観点では安定感がなくなることが多いです。

そこで今回は自立が不安定なフィギュアを安定して飾るべく、ひと工夫して自立困難なフィギュアを安定して飾ることに挑戦してみようと思います。

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実際に不安定なフィギュアを固定させてみよう

早速、自宅にあった自立困難なフィギュアを探してみてたところ、非常に適任なフィギュアがありました。

私自身大好きなドラゴンボールのフィギュアで、1回5,000円ラインの一番くじでドラゴンボールシリーズで一番最初に発売された超サイヤ人孫悟空のフィギュアです。

※SUPER MASTER STARS PIECE 超サイヤ人孫悟空

このフィギュアはフィギュア自体の出来は滅茶苦茶いいけど、足場が滅茶苦茶不安定で自立が非常に困難なんですよね。

厳密に言えば特にいじらずにそのまま飾れはするんですが、ちょっとした揺れでフィギュアが倒れてしまうので、夜中に軽い地震などがあると翌朝悲劇が起きていることが多いというか十中八九悲劇が起きています。

…でもそれでこのフィギュアを飾るのを諦めたくないんですよね。

いや、この写真の通りこのフィギュアめちゃくちゃ出来がいいんですよ!

フィギュアって実物を見るのがそりゃ一番印象良くって、写真撮って良さを伝えるのってなかなか難しいんですよね。それでこのカッコよさです。つまり実物はもっと出来が良くてカッコいいです。

光の当たり加減や影の付き加減なんて、まさにナメック星崩壊の時のそのものじゃないですか…

いやぁやっぱりいい物はいい。

ちなみにその後、一番くじ5,000円シリーズはベジータや超4悟空やゴジータといったラインナップが登場するのですが、その後のシリーズは固定パーツが巨大化したりしてわりと足場安定しています。

もしかしたらメーカー側もこの悟空の不安定さを課題に感じていて、後のシリーズで対応したのかもしれませんね。

とにかくこの最初に出た超サイヤ人の悟空が自立困難なんですよね。

ということで今回はこの悟空を自立させて安定して飾れるようにしていきたいと思います。

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マグネットの力でフィギュアを自立させる

話は変わりますが先日、PS4の「PS camera」をマグネットで固定させてみました。

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「PS camera」のマグネット固定は大成功で満足いく結果になったので、この手段を応用してフィギュアの固定に取り入れることができないのかなと思ったのです。

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作業に必要なものを100均で揃える

フィギュアを見て、なんとなく必要なものと飾るイメージが浮かんだので、早速フィギュアを自立させて飾るために必要なアイテムを揃えていきます。

前回の「PS camera」同様に基本的に100均で揃えようと思いますので、コストもほとんどかけないつもりです。

では、必要なアイテムをピックアップしていきます。

マグネットテープ(必須)

マグネット固定の基本となるマグネットテープは必須アイテムとなります。

100均のテープコーナーやマグネットコーナーに置いてあることが多いです。

テープの太さは太めの方が使いやすく調整もしやすいので、太めのテープを使うことをおすすめします。

マグネットプレート(必須)

マグネットテープとは違ってピンとくる人も少ないと思います。

下記の写真でなんとなくイメージがわくでしょうか?

※2枚1組で販売されていることが多いです。

このような商品を探しましょう。

今回は先日の「PS camera」の固定に使用した際の余りの1枚を利用することにしました。

売っている売り場はマグネットコーナーになければキッチンコーナーなどにあることが多いです。

一定の規模以上のダイソー、キャン★ドゥ、セリア各店に置いてあると思いますが、なかなか発見することができない場合は上記の画像を店員に見せて「このようなものが欲しい」と聞いてみてください。

プラ板(必須)※製品によっては任意

フィギュアの固定パーツ等にマグネットテープを貼り付ける場所がない際にプラ板を利用して無理矢理マグネットテープを貼り付ける面積を作るのに使用します。

プラ板がなかなか見つからない場合は薄めの下敷きやカードケースなどで代用することも可能です。

フィギュアの固定パーツにマグネットテープを貼れる場所があるものに関しては任意のアイテムとなります。

瞬間接着剤(必須)

先ほど紹介したプラ板を固定パーツに接着する際に使用します。

できるだけ速く接着することができる接着剤が使いやすくておすすめです。

マスキングテープ(任意)

マグネットプレートを台に貼る際にテープ跡が残らないようにマグネットプレートの下に貼るのに使います。

また、フィギュアの足元にマグネットテープを貼るので、そのマグネットテープを剥がす際に塗装が剥げてしまわないようにマスキングテープを用意します。

粘着テープの付着や塗装の剥げを気にしない人はマスキングテープは不要なので任意としています。

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安定した自立への作業工程

必要なものを揃えたら早速フィギュアの自立固定への作業をしていきましょう。

①足元固定パーツを確認する

今回の作業では足元パーツにマグネットテープを貼り付けて、フィギュアの安定化を試みようとしています。

そのため、まず足元の固定パーツを見てマグネットテープが貼れるかどうか確認しましょう。

※パーツが空洞化しており、テープを貼る面積があまりないです

今回の悟空のフィギュアは足元の固定パーツが写真の通り、空洞化されているためテープを貼る面積があまりありません。

なので、まずはテープを貼る面積を作る必要があります。

②プラ板を使って面積を作る

足元の固定パーツの空洞を簡単に塞ぐために、用意したプラ板を被せていきます。

まずプラ板を正方形に切る取る必要があるので、足元固定パーツをプラ板の上に置き目印を付けていきましょう。

四隅に点を付けて、定規を使い、点同士を結んでラインを引きます。

このようにラインが引けました。

ラインが引けたらハサミでラインを沿ってプラ板を切り取ります。

これで下準備は完了です。

③接着剤でプラ板を固定する

接着剤を少量垂らします。

※写真左のマットにある跡は接着剤を垂らしてしまった跡です…大事なマットの場合は必ず作業前になにか下に敷きましょう…

プラ板のおかげで固定パーツの空洞が塞がれました。これでテープを貼る面積ができましたね。

世代的にわかる人はわかるかもしれませんが、なんかダイコロのようなパーツがですね…(笑)

④マグネットテープを貼る

プラ板で固定パーツの空洞を塞ぐことができて、マグネットテープを貼るスペースができました。

早速、マグネットテープを切り取って、プラ板に貼っていきます。

※磁力を高めるためにプラ板に隙間なくテープを貼ります

1枚だけ切り取って中央に貼るのではなく、マグネットの力を最大限に利用するために2段にするなどしてできるだけ隙間がないようにしてください。

⑤配置場所にマグネットプレートを貼り付ける

今回、私はフィギュアの飾る場所を下記の写真のスピーカーの上にすることにしました。

プレートを貼り付ける場所にマグネットプレートのテープ跡が残らないようにマスキングテープを貼っていきます。

このようにマスキングテープを貼ったら、マスキングテープの上からマグネットプレートを貼り付けます。

これでマグネットプレートの準備が終わりました。

⑥パーツと足の高さを調整する

ここまで来ればあともう一息です。

最後に固定パーツと固定パーツが触れていない部分の高さを調節していきます。

※足の部分は塗装剥げ防止のためマスキングテープの使用を推奨します

なぜ高さを調整するかというと、固定パーツに貼ったマグネットテープと台に貼り付けたマグネットプレート分の高さがフィギュアの固定パーツ部分に加わり固定パーツに触れていない足の部分が浮いてしまうからです。

この浮いた状態だとマグネットの力があったとしても、フィギュアは安定せずに倒れてしまいます。

そのため、高さ調節は必須です。

マグネットテープの余りを利用して調節

足の高さを調整する手段はなんでもいいですが、今回は余ったマグネットテープを細かく切って重ねて貼り付けて調整していきました。

横から見ると分かりやすいと思います。

このように、パーツの高さと足の高さを均等になるように調整します。

フィギュアによっては調整が難しいと思いますが、微妙な高さの場合は厚紙を挟むなどして高さを調整してみてください。

さあ、準備は整ったので、固定パーツ部分を先ほどスピーカーに貼り付けたマグネットプレートの上に置いてくっつけてみてください。

⑦完成!見事に自立しました!

見事にがっちりくっついて固定されました!

この飾り方をしてから二度ほど地震がありましたがビクともしてませんでした。

自立困難だったお気に入りのフィギュアを自立させて飾ることができたぞ!

これは、今までだと考えられないことです。

もちろん、震度の高い地震であれば耐えられませんし、そうした地震はフィギュアどころの騒ぎではないのでそうしたケースは想定していません。

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まとめ

 

・マグネットの力でフィギュアを固定
・必要なものは全部100均で揃う
・強い地震などはそもそもの問題なので想定していません

今回はマグネットを利用した固定方法を紹介させていただきましたが、これ以外にもフィギュアの固定方法は様々あり、愛好家たちはそのフィギュアに応じた様々な対応を行っています。

フィギュアの飾り方は無限大です。

自分の生活環境やフィギュアの造形に合った飾り方を模索してみてください!

その際に今回紹介したマグネット利用法が少しでも参考になれば嬉しいです。

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