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【欅坂46】坂道シリーズ初の無観客配信ライブ開催!期待と見所を語る

欅坂46
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欅坂46の無観客ライブ「Live Online,but with You!」の開催が電撃決定されました!

欅坂46としては初の無観客ライブ、坂道シリーズとしても初の試みとなり、発表以降多くの注目を浴びています。

今後の坂道シリーズにおける無観客ライブ開催の指針にもなり得る重要な興行の一発目を任された欅坂46。

今回はその無観客ライブの自分なりのみどころを語っていきたいと思います。

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ドーム以来10ヵ月ぶりの単独ライブに心躍る

欅坂46の単独公演は2019年9月の東京ドーム公演を最後に行われていません。

※まさかこの日を最後に10ヵ月もライブが開催されなくなるとは当時は思いもしなかった…

初めての東京ドーム公演を大成功させ多くのファンの喝采を浴びた欅坂46。

ライブ当日は「不協和音」の復活を始めとして2019年のアイドルシーンにおいて鮮烈な印象を与えてくれました。

このまま活動が軌道に乗っていくと思った矢先、欅坂46の象徴である平手友梨奈の脱退が発表され激震を与えたのは記憶に新しいです。

そして、追い打ちをかけるかのようにコロナウイルスが猛威を振るいグループ活動に更なる制限がかかってしまいました。

また、卒業後のメンバーの動向についてもモヤモヤを感じてしまったりで、ファンとしても歯痒い思いをしたこの半年だったと思います。

「今年も何もなしか…」

ガックリと肩を落とすファンも少なくはなかったでしょう。

そう思った矢先に突如発表された、無観客ライブにファンは大いに沸きました。

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ライブのみどころ

今回の無観客ライブ「Live Online,but with You!」について私なりの注目点を語っていきたいと思います。

脱・平手友梨奈の初ライブ

やはり最大の注目点は今までの欅坂46(以下、旧欅坂46と表記)の絶対的な象徴である平手友梨奈を完全に抜きにして行うライブです。

平手友梨奈は本当に凄かったです。

プロ中のプロの表現者であり、彼女がその場にいるだけで場が締まるといった本当に絶対的であり、旧欅坂46に必要な存在でした。

正直、10代の少女があれをやるか?というのが私が彼女に感じた率直な感想です。

その絶対的な存在である平手がいない初めてのライブなんです。

「え?今までてちいなかったライブたくさんあるでしょ?

と感じる人もいると思いますし、SNSでも平手抜きは初めてではないという投稿を見かけました。

実際に今までも怪我を始めとする様々な事情により、平手不参加のライブが多くありました。

でも、それは違うんです。

その多くの旧欅坂46の過去のライブでは代理センターが立てられて各公演を盛り上げてきましたが、今回の新生欅坂46のライブとは性質が全く異なります。

今までは、平手ありきで平手が戻ってくることを前提としたパフォーマンスを行ってきたんですよ。

平手友梨奈の影があるライブなんですよね。

平手友梨奈がいない間、平手友梨奈の世界観をできるだけ崩さずに維持することを求められていたのです。

しかし、これからはその真逆です。

これからは、平手が戻ってこないことを前提としたパフォーマンスが求められるのです。

とは言うものの、「黒い羊」や「不協和音」など平手色が強い曲のイメージを完全に変えるというのは不可能で、大きくパフォーマンスのイメージは変えられないでしょう。

まずここに注目で、平手友梨奈・長濱ねるの絶対的な両者のために作られたような楽曲で彼女らがいない中でどのような表現を見せてくれるのか、そこに注目したいと思います。

こうした平手色の強い楽曲においてはフォーメーションを始めとして、メンバーの細かい仕草・表情全てが見逃せませんし、それをよく見ることができるのが無観客の配信ライブだと思うのです。

無観客ライブに関して、ファン側も生で直接メンバーを見れないことに対して、残念な気持ちもありますが、メンバーをより鮮明にじっくり見れるといったようなメリットもあるので、気持ちを切り替えてプラスに考えていくのが建設的かなと思っています。

新生 欅坂46のグループ色・方向性が決まる!

そして、平手脱退後の世界観を想定して作られた楽曲の数々にも注目です。

フレッシュさを感じさせるも欅独自の世界観を保った「誰がその鐘を鳴らすのか」や「10月のプールに飛び込んだ」の披露にも期待がかかります。

おそらく欅坂46は第二の平手友梨奈を作るようなプロデュース手法は避けてきて、今までと別の路線で攻めてくると思うんですよね。

前述の「誰がその鐘を鳴らすのか」や「10月のプールに飛び込んだ」はそれを象徴するような楽曲であると思っているので、それらの楽曲を披露しどのようなパフォーマンスでどうファンに印象を与えるのかに注目したいと思います。

今後の欅坂46の指針、その答え合わせのひとつが今回の無観客ライブで明らかになるでしょう。

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日向坂46躍進の劣等感をエネルギーに変えて

2019年は初の東京ドーム開催を行い、Mステでは黒い羊の前代未聞の圧巻演出、紅白では不協和音も再披露するなど多くの印象的なシーンを演出した欅坂46ですが、ファンの間では決して恵まれて充実した1年間ではなかったと思っている方が多いのではないでしょうか。

それはメンバーも同じ思いだと思います。

このように思ってしまう一番の原因、それは日向坂46の大躍進にあります。

今までは欅坂46のアンダーグループ的立ち位置で陽の目を浴びなかった彼女らが、日向坂46改名以降に大きく注目され、今この瞬間に限った印象で言えばファンの母数が並んだ、いや…逆転されてしまった印象すらも受けます。

アイドルグループの運営がプッシュする「グループを売るという手法」のはそういうことなのですが、今までとは比較にならないぐらいのメディア露出やタイアップ展開を行ってきました。

その日向坂46の大躍進を目の当たりにし、自分達の未来について複雑な心境を抱いたメンバーも少なくはないでしょう。

一番の劣等感の要因はシングル発売ゼロ

その複雑な心境や焦りを顕著に感じさせる一番の原因が「黒い羊」発売以降に欅坂46は未だに1枚もシングルのリリースを行っていないことが真っ先に挙げられます。

その間、日向坂46は「キュン」「ドラミソラシド」「こんなに好きになっちゃっていいの?」「ソンナコトナイヨ」と4枚もシングルをリリースしているんですよ。

この差があまりにも大きいため、この部分での焦りというのが一番強いと思います。

特に欅坂46の二期生は加入以降参加して発売したシングルは未だ0枚です。

同期である乃木坂46の遠藤さくら、賀喜遥香、田村真佑らは既に乃木坂46に欠かせない中心メンバーに昇華し、日向坂46の上村ひなのもその独自性で日向坂46に欠かせないキャラになっています。

こうして頭角を現している同期と比較しての焦りというのもあると思います。

もちろん、欅坂46の二期生に彼女達に負けないくらいの魅力がありますし、ファンもそれをわかってはいるものの、グループが停滞しているということに対する不安は少なからずあったことでしょう。

グループに目立った動きがない事から、TwitterなどのSNSでも「欅から日向に推し変するわ」などの投稿を見たのは一度や二度ではありません。

こうした空気がメンバーにも伝わり、メンバーも…特にキャプテンの菅井友香は凄い悔しくて申し訳ない気持ちで、強い責任を感じていたと思います。

2019年は停滞ではなく、この日の為の「充電」だった

こうなったのは菅井友香のせいでもないですし、責任を感じる必要もないのですが、彼女の性格上そうしたことを感じてしまっていたとどうしても思ってしまいます。

もちろん、シングルがリリースできない事については公に出ている事象の他に様々な要因があったことは容易に想像でき、仕方のない事でその後運営もグループの今後について試行錯誤して軌道修正を測ってきたと思います。

※充電期間を経て欅坂46は「新生」する!

その軌道修正の結果のひとつが今回の無観客ライブ「Live Online,but with You!」でわかるのではないかと思います。

先ほど「グループの停滞」と言いましたが、私自身は2019年の欅坂46は「グループの停滞」だったとは思ってません。

2020年からの新生欅坂46始動への充電期間であったとそう捉えています。

メンバーには充電期間で貯めに貯めたエネルギーを全て出し切り、「欅坂46」ここにありというものを画面越しに我々ファンに強烈に見せつけて欲しいと思っています。

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無観客有料配信は坂道だからこそやるべきだった

今回の無観客ライブの注目は前述の新生欅坂46のパフォーマンスの他に初の無観客ライブであり、有料配信という点があります。

コロナウイルスが猛威を振るう中、坂道シリーズの乃木坂46は二期生ライブが中止になってしまい、日向坂46はツアーが実質中止ともとれる延期という措置が取られました。

結果的に乃木坂46の二期生ライブと日向坂46の一周年放送が急遽無観客で配信されることになり、多くの人を楽しませてくれました。

この二期生ライブと一周年放送は大変充実して素晴らしい内容になっており、正直なところ十分に有料コンテンツとして成立していて、あの放送を無料でやってしまうところに懐が深いというよりは「これが今後も続くとあまり良くはないな」と危機感を感じてしまいました。

危機感の理由とは?

それは「無料」に慣れてしまうことです。

日本はアメリカと違って完全に無料大国です。

テレビは民放の無料放送を見るのが日常的な生活習慣になっており、スマホゲームなどにもログインボーナスや詫び石を媚びる習慣。

はたまた、若者を中心にひとつの文化として成立しつつあるYouTubeを始めとする動画コンテンツも基本的に無料で楽しむことができてしまいます。

これらは全部基本的に無料なんですよ。

これだけ無料という文化が根付いてしまうと、いざ有料で番組を配信するよって言っても本来は嬉しいはずなのに「有料なら見ない」という発想になってしまい、引きが弱くなってしまうんですよね。

実際、いまこのコロナの状況で多くのスポーツイベントやアイドルイベントが思うように無観客開催できない理由のひとつに「PPV(番組を買って見る)文化がない」という点があります。

乃木坂二期生ライブや日向坂一周年イベントのような良質な配信が無料で提供されることに慣れてしまうと今後の有料配信が成立しにくくなるという懸念事項が生まれてしまうんです。

影響は坂道シリーズより下位のグループにも出てくる

規模的な話で言えば、坂道シリーズは誰が何と言おうと現時点で日本最大のアイドルグループであることは間違いありません。

グループごとの魅力や特徴はまた別にあるとして、規模的な話でです。

その坂道シリーズがフルプライス取れるような良質な配信番組を敢えて無料で放送することを繰り返したら、それこそ規模的に劣る他のグループの有料番組はもっとやりにくくなるんですよね。

例えば、番組・企画趣旨があるので一概には言えませんが、先日全編無料配信が行われた「乃木坂46時間TV」ですけど、あの番組って本当に凄まじくて、これが無料で楽しめることに対する脅威を感じてしまったんです。

何が脅威って、あれを比較基準として扱う人達が大勢出てきちゃうんですよ。

例えば、坂道シリーズ以外のアイドルグループで、3,4時間の有料番組を4,000円だかで放送するとするじゃないですか、熱心なファンからするとそれでも十分ありがたい嬉しいと思うと思うんです。

でも中には「乃木坂が46時間無料で放送したのに、4000円も取って3時間とは何事だ!」って捲し立てる人達が出てきちゃうんですよね。

そして、その人達が有料反対派で団結してファン全体の意思として先導していくような最悪な展開にもなり得ちゃうんですよ。

実際に今回の欅坂46の無観客ライブですら「有料?お金を取るの信じられない!」と早くも騒ぎ立てている人を何人も見掛けてしまっています。

今後も無料配信を続けていくとそうした無料を前提としたファン層がどんどん増えてきてしまい、今は問題ないかもしれませんが後々のビジネス施策にも多大な影響を及ぼしてきてしまうようになるのは明白です。

そのような意味でも今回このタイミングで欅坂46が有料の無観客ライブを開催してくれたことに対しては業界の流れを鑑みて非常に良い決断だと思っています。

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今すぐネットチケットを買おう!

ライブ開催は2020年7月16日(木)でファンクラブ用のチケット受付は始まっており、ファンクラブ限定で様々な特典も用意されています。

欅坂46が好きだという人にとっては歓喜のライブ開催発表でこれを買わない理由はないと思います。

今回の公演の完成度やチケットの売り上げ動向は今後開催されると思われる、乃木坂46や日向坂46の無観客ライブの開催頻度や演出内容やプロモーションにも強く影響してくると思うので、そうしたビジネス面でも初っ端の欅坂46には大成功を収めて欲しいと思っています。

※あの日から時計の針が動く瞬間をこの目で確かめよう!

そして、注目すべき点でも述べましたが、今回のライブは今まで以上に見所が多々あり見逃せない大事な大事な公演であることは間違いありません。

新生欅坂46が誕生する瞬間をこの目でリアルタイムに感じて欲しいです。

歴史の瞬間を目撃するのは、そう貴方です!


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