最近、バイト探しをする際に「隙間バイト」・「スキマバイト」・「スキマ時間」などのキーワードをよく見聞きしないでしょうか？
ネット媒体やテレビなどで急に取り上げられて、気になる人も少なくないはずです。
この「隙間バイト」とは、一体どういうバイトのことを指すのか？
また、通常のバイトと比べて、どんなメリット・デメリットがあるのか？
今回の記事では、それぞれを解説していきたいと思います！
目次
隙間バイトとは…？
隙間バイトとは2019年の年末あたりに生まれた造語です。
言葉の意味は「スキマ時間に働くアルバイト」といった意味になります。
スキマ時間に働くというのは、その名の通り突然暇になってスキマ時間ができたら、そこで働くという特殊な働き方になります。
意味は短期バイト・単発バイトと一緒
ここまで簡単に話して、ピンときた人もいるかもしれませんが、言葉の意味的には今まであった言葉の「短期バイト」や「単発バイト」と同じになります。
今までは「短期・単発アルバイト」と言われていたものに、隙間バイトという新しい言葉が加わって誕生したワケですね。
こういう造語はいきなり生まれるものです。
元を辿れば、今メジャーなキーワードになってる「短期バイト」という言葉自体も最初はなかったものですからね。
それが令和となった今「隙間バイト」に変わったと思えば、ふむふむと納得できるのではないでしょうか。
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隙間バイトのメリット・デメリット
何かと話題の隙間バイトですが、特殊なバイトなので、もちろんメリデメが存在します。
改めて、隙間バイトのメリットとデメリットを整理してみましょう。
隙間バイトのメリット
隙間バイトの最大のメリットは自分のペースで働くことができることです。
シフトが決まっているレギュラーバイトと異なり、「明日1日だけ」「週末だけ働く」「無面接で働く」などイレギュラーな働き方ができるので、個人個人のライフスタイルに合った働き方ができるのが最大の特徴です。
他にも職場の人間関係を気にしなくていい事が挙げられますね。
誰もが皆、コミュニケーションが得意というわけではありませんからね…
毎週、同じ人と顔を合わせるのはちょっと…と思う人もいるはずです。
バイトはあくまでもお金を稼ぐ場所と割り切っている人も多く、むしろそういう人は余計なコミュニケーションを嫌う人も多いはずです。
そういった人達にとっては、その場限りの1回きりの隙間バイトに強く有用性を感じているはずです。
また、給与支払いが当日現金渡しの日払いな案件も多く、「すぐお金が必要」という人にも人気があります。
「そんなにすぐお金が必要なのかよ？」
と思う人がいるかもしれませんが、あと1万円だけ欲しいとかそういうことって結構あるんですよ。
あと冗談半分で聞いてほしいんですが、日払いでお金稼いでその帰りに、そのお金をそのまま公共ギャンブルに突っ込むなんて博打も夢があるかもしれませんね。
私はそういうお金の使い方結構好きです…(笑)
メリットのおさらい
・人間関係を気にしなくていい
・当日現金渡しで給料を貰えることがある
隙間バイトのデメリット
隙間バイトのデメリットは雇用が安定してない、つまり給料が流動的で決まった給料が毎月貰える安定性に欠けることです。
隙間バイトはスキマ時間に都度都度入れるバイト特性が故、隙間バイトをメインに働くとなかなか給料は安定しません。
また、都度都度バイトを探すのが面倒であったりすることが挙げられます。
基本的に先着順なバイトが多いので、常にアンテナ張ってないと出遅れて募集が締め切ってしまうなんてこともあります。
デメリットも目立つといえば目立つのですが、逆に言えば、あくまで隙間バイトはサブのバイトとしてメインバイトと掛け持ちをすれば、これらのデメリットはある程度は解消されるので、自分の使い方次第ではデメリットがデメリットじゃなくなります。
ただし、先着順という部分はカバーしようがないのでアンテナを張っておくことは必要になります。
デメリットのおさらい
・都度都度バイトを探すのが面倒
・アンテナを張ってないと気付いたら募集が締め切られている
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隙間バイトで働く年齢層は？
若い人ばかりで、大学生や専門学生・フリーターしかいないという印象を抱く人も多いかもしれませんが…
そんなことはないです。その考えは古いです！
もちろん、大学生世代にあたる20～25歳がコア層であり、この年齢層のボリュームが多いのは当然のことです。
ただ、30代、40代、はたまた50代の決して少なくない人数の方々が隙間バイトで働いています。これもまた事実です。
注目すべき点は、その年齢層の人達がフリーターというわけではなく、正社員や契約社員という人も多数いるのが注目すべき点です。
これが「隙間バイト」ならではの部分であり、本業を持つ人が空いた時間や急なスケジュール変更により、1日だけ隙間バイトをするなんて働き方が出てきたのです。
これが今までになかった新しい働き方です。
厳密に言えば、今までもこのような働き方は短期バイトで実践している人はいました。
しかし、近年多くのメディアでこの働き方が急にクローズアップされて一気にメジャーになった感があります。
本当に急激に人気が出ており、今ではバイト探しの標準となり、このムーブメントはしばらく続きそうです。
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東名阪エリア以外はまだ発展途上
メリット・デメリットが存在する隙間バイトですが、前述の通りデメリットは使い方次第では大体潰せることができて、基本的にはメリットが残る形になります。
今までのバイト業界の働き方はそのまま残り、新たに働く手段が追加されたわけですから、それはメリットが残りますよね。
ですが、この恩恵を受けられるのは現時点（2020年2月時点）では東名阪エリアが中心になり、その他以外はまだまだ隙間バイトという制度が発展途上になります。
理由としてはバイトの件数です。
地方にも隙間バイトは存在してはいるのですが、どうしてもバイト件数が少なくて、バイト探しや働く回数という点で東名阪と比べると大きく劣ってしまいます。
日本全体の動きと求人業界の動き的に、バイト掲載の敷居を下げるなどして地方の隙間バイトを増やそうとする姿勢は感じるので、今後この辺は改善されていくとは思いますが、現状では東名阪ほどメリットを生かしきれないというのが実態です。
地方はレギュラーバイトが鉄板
隙間バイトのブームが来ているのは間違いないのですが、地方はまだ浸透しきってないので、やはりシフトで入るレギュラーバイトがオススメです。
レギュラーバイトでシフトを多めに入れて、隙間バイトを入れる隙がないくらいバイトを入れてしまいましょう。
もし、同じ職場で働き続けるのは精神的にキツいという場合はレギュラーバイトを掛け持ちするという荒業を使うと気分もリフレッシュできておすすめです。
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