北海道はラーメン天国とも言えるほど、ラーメン屋が豊富で盛んな場所です。
スープに絶妙に絡むちぢれ麺が食欲をそそります、本当に中毒性が高いんですよね。
「スープに絡むちぢれ麺」というワードを今ここで書いただけで、食欲が湧いてきてしまいますよ(笑)
そんな、北海道は名店の宝庫で好きなラーメン屋を挙げればキリがないのですが、その中でも特に大好きで、私が一番推したい北海道の札幌でしか食べられないラーメンを紹介します。
それは「味の三平」です。
味噌ラーメンの元祖として有名な店で、ラーメン通にはおなじみな店となりますが、やっぱりいつ食っても旨い！
空腹状態で来店した時の満足っぷりと、空腹時に行きたくなる中毒性は他店の追随を許しません。
今回はおすすめメニューや三平のラーメンの味わい方を紹介します。
目次
まずは、否定的な意見に物申す
三平のラーメンの味は他店のラーメン屋の味とは少し異なりますし、食べ方が特殊なので、固定観念が強い人ほど魅力が伝わりにくいです。
「三平よりもおいしいラーメン屋はあるよ。」
「想像していた味と違った。」
「これは味噌ラーメンなの？」
こうした話を旅行客を中心に三平の初見組から聞きますがね…、これはもうね、なんもわかってないです。ほんとなんもわかってないです。
はっきり言わしてもらいますけどね、君らはなんもわかってないです！
そもそも一般的に抱くラーメンのイメージとは、世間一般のラーメンブームにより浸透した味です。
三平はラーメン界の歴史を変えた「味噌ラーメン」元祖の味を今も変えずに守っているんです。
来店前の客がラーメンのイメージを自分で勝手に作って、そのイメージと違えば酷評というのは勝手すぎますよ。
大体、本当に否定的な意見が「正」だとしたら三平の立地的にも、とうの昔に閉店してますよ！
三平は今もなお多くの人に愛されているんです。
多くの人に愛されている理由を知ろうとせずに、「違う」の一言で片付けるその姿勢が「食」の楽しみを真っ向から否定しているんです。
私がね、三平の魅力と美味しい食べ方をですね…語らせていただきます！
鉄火麺が圧倒的イチ押し
鉄火麺を食すべし！中毒性MAX！
※鉄火麺は味噌ベースの辛い麺
初めての人にもリピーターにおすすめなのが、この鉄火麺です！
味噌ラーメンの元祖として有名な三平ですが、私が強く推したいのがこの鉄火麺です。
三平の全ての種類のラーメンを食べた上で、私はこの鉄火麺を圧倒的におすすめしたいです。
三平の味噌ベースのスープに三平独自の辛みを加えたこのラーメン。辛い物が苦手な人も辛さを「小・中・大」と選べるので安心です。
辛さ「小」でも鉄火麺の魅力を十分感じられるはずです！
味の三平の独特な食べ方がある
とにかくよくかき混ぜること！
※下から上へととにかくかき混ぜましょう
まず三平のラーメンは油が上のほうに浮かんでおり、味のするスープは下の方にたまっています。
その為、出されたものをそのまま食べると上の油に浸けた麺のような味になってしまいます。
これは最大級にNGな食べ方です。
基本的に初見だなと思われる客に対しては店主がラーメンを出す際に「よくかき混ぜてください」と声がけがあります。
しかし、それでもかき混ぜが不十分な人がたくさんいます。
この食べ方は本当に勿体ないです！この食べ方をすると三平の魅力が半減どころか半分も伝わりません。
※本当によくかき混ぜてから麺を食べるべし
ということでめちゃくちゃかき混ぜましょう。これでもかというくらいです。
ラーメンを食事として味わう
三平のラーメンはですね。
普通のラーメンと違うんです。
なんて言いますかね…食事なんです。ご飯のおかずにラーメンがあると言った方が伝わりやすいでしょうか。
普通のラーメンはラーメン一杯で完結することが多いのですが、三平のラーメンはその先があるんですよ。
もちろんラーメン一杯でも満足はできます。
ただ、私はその先を薦めたい！
このラーメンの具である、中華鍋で炒めた野菜炒めがですね…、ライスとの相性が抜群なんですよ。
鉄火麺とライスが滅茶苦茶合う
※店主の計らいによりチャーシューをおまけしてくれてチャーシューライスになりました！
隠れ主役といっても過言ではないのがライスです。
ラーメンだけでも結構満足はしますが、お腹に余裕がある時はライスも一緒に頼んで欲しいです。
このライスがラーメンの具の野菜炒めとめっちゃ合うんですよ！
想像してくださいよ！中華鍋で炒めた旨みたっぷりの野菜炒めがラーメンに浸かっているんです。特にタマネギのシャキシャキ感は唯一無二の食感ですよ！
そこにですね、ちょい辛の旨みが広がってですね。
そこにライスを合わせてみてください。
ライスと野菜炒めと麺が融合して…
至福。
ただ…ただ…至福。
シュウマイはソースで食す
三平の定番としてラーメンの他にシュウマイがあります。
これをライスのお供にしても旨いです。
このシュウマイですが、これも一般的なシュウマイと異なり、肉々しい感じなんですよね。
これはそのままでも味わえますし、シュウマイといえば醤油を合わせるのが基本で醤油でも十分に美味しいのですが…
店主が薦めるのは「ソース」です。
シュウマイにソースですよ？！
※だまされたと思って一度はソースで食べてみてください
初めての人はシュウマイにソースか…と驚くかもしれませんが、これも食の探求というやつで一度は食べて欲しいです。
味はですね…少し大きいサイズの肉々しいシュウマイの肉にソースが絡み、醤油とはまた違った美味しさになります。
崎陽軒などの通常のシュウマイだと醤油が鉄板だとは思うのですが、三平のシュウマイはシュウマイ自体の肉が少し違うのでソースが本当に肉に絡むんですよね。
イメージとしてはメンチカツの中の肉にソースが絡んでいるような感じです。
食の楽しみを広げるべし
三平のラーメンに限らずですが、決めつけと固定観念は「食」の楽しみを奪ってしまいます。
味噌ラーメンが日本にまだ存在してなかった時代に生まれた味噌ラーメンがベースを変えずに今もなお、存在して食べられる喜び、そして多くの人に愛される意味、それを考えて食べると「食」の楽しみはどんどん拡がります。
ラーメンとしてのジャンルと味は違いますが、岐阜の丸デブ総本店とかも大正から継いでいるその系統ですね。
愛される飲食店には絶対に何か魅力があります。
その魅力を探訪して、その魅力に魅了されるのが食の楽しみってもんです！
まとめ
※次回札幌に訪れる時も楽しみにしています！
・鉄火麺がオススメ
・麺とスープはよくかき混ぜること！（最重要）
・ライスと合わせて、ラーメンをおかずにするイメージで食すと絶品
・シュウマイはソースで食べるべし
やっぱり三平のラーメンはいつ食べても美味かった！
この日は遅めの昼ごはんで午後営業開始直後の夕方16時頃の来店だったこともあり、お腹もペコペコだったので、空腹の腹に本当に沁みました。
「鉄火麺＋ライス＋シュウマイ」この組み合わせは鉄板であり、反則級。
三平に行った1,2ヶ月後の空腹時に三平のラーメンを思い出した時の「食べてえ～」って感覚は本当にたまりませんね。
リピートすればするほど虜になっていくお店です。
札幌に訪れた際はぜひとも！
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